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2014.06.12

社会を変えるを仕事にする

 5月の後半から6月の初めにかけて、長期の臨時休業で、お客様や関係者の皆様にはご迷惑をおかけし、大変申し訳ありませんでした。
今週は営業時間を短縮し、午後5時までの営業とさせて頂いていますが、来週からは通常通り午後18時30分まで営業させて頂きます。
きのうからお店を再開しましたが、ご来店されるお客様やお電話で問い合わせを頂いたお客様には娘の体調を心配して頂き、心より感謝しております。

さて、タイトルの「社会を変えるを仕事にする」というのは、今回娘を看病している間に、本でも読もうかなぁと思って本棚から出してきた本のタイトルです。

 
この本は、いつ買ったのかも内容がどんなものだったのかも覚えていませんでした
以前の自分もちゃんと読んだはずなのに、全く覚えていなかったというのは、
その時の自分には、響かなかったんだろうと思います。

でも、今回はかなり響きました
今となっては、数日前にもう一度「この本を読んでみよう!」と思った理由すら忘れてしまっていますが

この本の著者は、「病児保育という社会問題」を事業で解決しよう!という取り組みを始めた方です。
事業といっても営利を目的とした「株式会社」とかではなく、社会貢献を目的とした「NPO法人」です。

「病児保育という社会問題」というのは、
子どもが病気になったときに保育園では預かってもらえないので、
おじいちゃんやおばあちゃんに看てもらえない家庭では、
お母さんやお父さんが仕事を休んで看病しなければならなくなります。

今回のうちの娘のように20日近く体調不良が続けば、その間、勤務先には迷惑をかけ続けることになります。
実際に、これが原因で仕事をクビになった方もいるそうです。

この「子どもが病気になったときに預かってもらえるところがない」というのが、「病児保育の問題」です


でも、今回この本で響いたのは、「病児保育の問題」ではないのです。
タイトル通り、「社会を変えるを仕事にする」というのが響いたのです

私はどこかで、「社会」は「変わらないもの」だと思っていたということに気づかされました。
「社会」は目には見えないけれど、ただ「存在するもの」で、その中でというかその上でというか、
「用意されている選択肢を選択していくもの」と勝手に思い込んでいたなぁと気づかされました

でも、この本を読んで「社会」は「自分で変えていくこともできるもの」で、
今までの自分は、「社会」を「変える」という選択をしてこなかっただけだったんだと気づきました

「地方の過疎化」「高齢化社会問題」「独居老人」「孤独死」「少子化問題」「ニート・雇用対策」
「教育問題」「いじめ問題」「自殺者の増加」「精神疾患の増加」「認知症の行方不明者」「DV」「・・・・」
挙げだしたら切りがない程、社会には溢れる問題があって、
でも、これは「自分とは関係ないもの」、「国や行政機関が解決する問題!」っと、
自分の頭の中から除外してしまって、向き合おうとしてこなかったことに気がつきました

別に自分を責めているわけではないのですよ!
ただ、私にとっては大きな気付きだったんです
だって、例えば、うちのお店には毎日といっていいほど
「認知症の予防&改善」の「アロマオイル」を買いに来てくださるお客様がいるんです。
今までは、ただただ、色んな世間話をして盛り上がっていただけだったけど、
意識して、「高齢化社会問題」や「認知症増加問題」に向き合えば、
これらの問題を解決出来るかもしれないアイデアがひらめいたり、
何らかのお手伝いができる可能性があるかも知れないのに!と思って

といううことで、そんなこんなを考えながら、仕事をさらに楽しみながら邁進していきたいと思います

そして、「社会を変えていく」ということを地域社会の人、ひとりひとりが気づいて意識始めたら、
本当に未来社会はいい方向に変わっていくんだろうなと思います

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